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長期優良住宅認定基準を上回る【耐震等級3が標準仕様】

近年日本では、地震や台風、大雨などの自然災害が頻繁に発生しており、日本全体で災害に対する備えが求められています。

2024年1月1日に石川県能登半島で大きな地震が発生し、 特に南海トラフ地震や、首都直下型地震のような大規模な地震が現実に発生する可能性が高いとされ、全国どこでも将来の防災・減災対策が必要です。

 

耐震等級3は等級1の1.5倍の耐震性能
木造住宅の建築時期別の損傷比率

平成28年4月に発生した熊本地震では、内陸の活断層の活動により、前震と本震が発生し、共に震度7が観測されました。特に本震は、平成7年の阪神・淡路大震災を上回る強さの地震動がみられました。

その建物被害の総数は、一部損壊まで含めれば約19万棟でした。2000年以降の木造住宅であっても、ごくわずかですが東壊・崩壊や大破がみられました。 一方、悉皆調査(しっかいちょうさ)区域内またはその周辺での住宅機能表示制度を活用した木造住宅のうち耐震等級3のものは、ほとんどが無被害、他は軽微又は小破の被害でした。
一般社団法人 くまもと型住宅生産者連合会:耐震等級3のススメhttp://kumamoto-fukkou.or.jp/datafolda/data/kumamoto.pdf

シンク設計事務所では、【耐震等級3を標準仕様】としています。

『耐震等級3』の認定を受けた場合、地震に強い家という構造に対する信頼性以外にも、

地震保険の掛け金が50%割引される
・住宅ローン【フラット35】Sを利用できる(一定期間、金利を0.25%引き下げ)

長期優良住宅に求められる性能を概ねクリアできる

といったメリットもあります。

地震の家イラスト

ホームページ上やチラシで見かける「耐震等級3《相当》」でも地震保険の割引対象になると思っている方がいますが、証明書類のない耐震等級3《相当》は『耐震等級3』扱いにはなりません。また耐震等級3《相当》」とは、「第三者機関の評価は受けていませんが、建築基準法の1.5倍の強度はありますよ」というものなります。確かに強い建物になってはいるのですが、熊本地震で検証されている建物はあくまでも『耐震等級3』の建物になりますので注意が必要です。

 シンク設計事務所は、間取りを設計する段階から耐震等級3を提案しています。
地盤調査を行い、基礎工事の配筋についても構造計算により計画します。また、災害のリスクについて、社会の安全を守るために家づくりと合わせて災害への備えと対策をしていきます。防災意識をサポートできるように、災害に関する知識を習得した「防災士」もおります。
震度6強〜7ある大地震でも、倒壊せずその後住み続けられる家が、本当に安心できる地震に強い家です。災害に強いづくりにご興味のある方は、ぜひ一度ご相談ください。安心・安全な住まい家づくりをご提案させていただきます。

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